愛知民報

【16.11.20】介護職員が処遇改善を求める 「長時間夜勤きつい」

 
 愛知県医療介護福祉労働組合連合会(愛知県医労連)は、「介護の日」の11日、愛知県庁内で、介護現場で働く労働者の処遇改善を求めて記者会見しました。
 石田恵子副委員長は、安倍政権が強行した介護報酬の引き下げを批判。「介護事業所の倒産・撤退が相次いでいる。介護労働者の月額賃金は全産業平均より10万円低い。国の責任で抜本的処遇改善を」と訴えました。
 また、人材不足を外国人技能実習生でまかなうことについて「実習と人材確保は違う。中止すべき」と強調しました。
 同席した介護福祉士は、過酷な夜勤を告発。「16時間の夜勤を1人体制でおこなうのはきつい。これでは長く勤められない。入所者の安全を守るためにも、複数夜勤を義務化してほしい」と語りました。