愛知民報

【16.11.06】広がる改憲阻止の共同 昭和区平和のつどい

 改憲阻止と恒久平和の実現をめざす「昭和区平和のつどい」が10月16日同区内でおこなわれました。9条の会、福祉施設、法律事務所、宗教者などでつくる実行委員会が主催し、約400人が参加。平和憲法を守るアピールを採択しました。
 区民有志でつくる「平和のつどい合唱団」による沖縄戦犠牲者を追悼する合唱の発表がありました。
 伊藤真弁護士(日弁連憲法問題対策本部副本部長、伊藤塾塾長)が「今こそ日本国憲法を学ぼう」と題して講演しました。
 伊藤氏は、自民党改憲案が、「戦力不保持、交戦権否認を定めた憲法9条2項を削除し、自衛隊を国防軍とする。日本を戦争できる国に逆戻りさせる。戦前回帰の富国強兵だ」と厳しく批判しました。
 自民党改憲案に盛り込まれている緊急事態条項は「国家を守るものであり、災害時などに国民を守るものと誤解してはならない」と強調。安倍内閣による改憲阻止、違憲の安保法制=戦争法の廃止をめざす大運動を呼びかけました。
 日本共産党の本村伸子衆院議員が参加しました。