愛知民報

【16.10.23】岡崎市議選 日本共産党 全員当選 市民の願い実現の力大きく

 
 定数37を56人が争う激戦となった16日投開票の岡崎市議選で、日本共産党は、きまた昭子(現)、鈴木まさ子(現)、新免はるか(新)の全員当選を勝ちとり、8年ぶりに3議席を回復しました。これにより岡崎市議会の正式会派となり、公約をはじめ市民の願いを実現する力が大きくなりました。同日の新潟県知事選で野党統一候補の当選が決まり、岡崎市議選の日本共産党の選挙事務所はダブル勝利に沸きました。同党の第27回大会成功をめざす党勢拡大大運動と総選挙の取り組みの弾みになります。

自民3現職落選 公明減票

 今回の岡崎市議選で、新人を当選させた日本共産党は前回得票の9671票(得票率6・00%)から10660票(同6・55%)に前進しました。
 一方、自民党の市議会会派「自民清風会」の現職候補者は全体として前回より大幅に得票を減らし、3人が落選。 公明党は4議席を維持したものの、1700票余失いました。戦争法の具体化や社会保障改悪をすすめる安倍政権与党にきびしい結果となりました。
 トヨタや三菱、中部電力など大企業関係の議員が集まる市議会「民政クラブ」も得票を減らしました。

「共産党しかない」

 日本共産党は、需要予測や費用対効果の検討なしに総費用100億円をかける乙川リバーフロント計画の見直し、福祉・教育充実、若者支援、ガソリン・携帯電話代の名目で領収書なしで議員に支給される政務活動費の改革を訴え、市民の共感を呼びました。
 自民党の政治資金パーティの白紙領収書問題、富山での政務活動費不正による自民・民進議員の辞職が起き、岡崎市民から「もう共産党しか信用できない」と期待の声があがりました。

若手議員が応援

 2013年来の躍進で増えた日本共産党の衆参国会議員や県内の若手議員(写真)が応援に駆けつけ、市民から注目されました。
 初当選した32歳の新人・新免はるか候補は前回候補の得票を1500票余伸ばしました。
当 鈴木まさ子
3699(15位)
当 きまた昭子
3596(17位)
当 新免はるか
3365(22位)