愛知民報

【15.06.21】全会派に質問保障を 共産党県議団が議長に申し入れ

 愛知県議会6月定例会が18日開会されました。会期は7月7日まで。22―24日の本会議で代表質問、一般質問、議案質疑が行われますが、自民、民主、公明の各党が独占します。
 5月臨時議会後の議会運営委員会で与党側が示した案では、日本共産党議員が質問する定例議会は年4回のうち、2月と9月の2回だけ。1991年の選挙で共産党が2議席を獲得した時には、定例議会ごとに一般質問を行っていました。
 日本共産党県議団は9日、横井五六県議会議長あてに、県民の声を議会に反映し、開かれた議会を実現するための申し入れを行いました。
 申し入れたのは、?少数会派・議員の質問や発言の権利を尊重し、定例議会ごとにすべての会派が本会議で質問できるようにすること?委員会のネット中継を行うこと?議員報酬の削減?政務活動費の減額、帳票類の公開と使途の厳格化?海外視察の廃止?請願書への押印廃止―の6項目です。
 委員会は26、29の両日。日本共産党の、わしの恵子議員は健康福祉委員会、しもおく奈歩議員は振興環境委員会です。