日本を「海外で戦争できる国」にする戦争法案が26日の衆院本会議で審議入りしました。「殺し、殺される国になる」という法案の危険な本質に国民の懸念が広がっています。県内各地で「平和憲法守れ、戦争法案反対」の声が上がっています。
名古屋市北区の北医療生協の職員有志は28日、「国会で戦争法案の審議が始まっている。じっとしているわけにはいかない」と昼休みに職場周辺で?練り歩き宣伝?を行いました。
キャラクターのふん装をした?ケンポウマモルンジャー?も登場。タンバリンのリズムにのって「平和憲法イエス、戦争法案ノー」のプラカードを掲げ、「戦争立法反対」「憲法を守れ」と唱和し、地域を練り歩きました。参加者は「平日昼休みには連日街頭に出よう」と話しています。
名古屋市熱田区の「みなと医療生協9条の会」は29日、戦争法案反対の緊急デモ行進を行いました。約80人が参加し、1時間行進しました。参加した同区の西田とし子さんは「家の窓が次つぎと開き、激励の声がかかりました。頑張り時」と話していました。
名古屋市の「東区9条の会」は30日、総会を開きました。講演した長峯信彦愛知大学教授は「平和安全法制」と強弁する安倍政権について、「自衛隊員のリスクを意図的に語らない」と批判しました。参加者から「宣伝で街の雰囲気を変えよう」と声が上がりました。
愛知県労働組合総連合女性協議会は30日、全国労働組合総連合(全労連)東海北陸ブロックの女性交流集会の後、街頭宣伝を名古屋駅周辺で行いました。長尾ゆり全労連女性部長は「戦争を許さない。これは女性の願いです。戦争立法反対。自衛隊員を戦場に送らせない」と訴えました。