愛知民報

【15.06.07】「戦争も政治の一手段」 碧南市議会 右派議員が憲法否定発言

 5月15日に行われた碧南市の臨時議会で、国民的合意のないままに、安全保障法制の見直しを行わないように国に求める意見書が賛成12、反対6で可決されました。 日本共産党の下島良一、山口春美の両議員が賛成討論に立ちました。
 反対討論にたった自民系会派「新政会」所属の永坂直義議員は「昨年7月、集団的自衛権行使容認を閣議決定し、昨日、安全保障関連法案が同じく閣議決定したことは、独立国としての歩みを更に大きく踏み出したすばらしい功績。戦争は政治のひとつの手段」と戦争を肯定する発言を行いました。 
 永坂議員は、侵略戦争美化の「日本会議」につながる右派。意見書の討論は「会派でなく個人の意見」と断りました。新政会7人のうち、反対したのは4人。2人は賛成し、1人は退場しました。自民党系会派に矛盾が生まれています。