愛知民報

【11.02.20】共産党の役割と値打ちを市民にー名古屋市議選こうたたかう

名古屋市議選の取り組みについて、日本共産党愛知県委員会の柏木啓韶(ひろあき)書記長に聞きました。

全県の力を集中

 市議会解散という住民投票の結果を受けて、3月13日投票で名古屋市議選がおこなわれます。日本共産党は16行政区のすべてに候補者を立ててたたかいます。
 住民の利益を守るかけがえのない日本共産党の議席を拡大するため、名古屋市外の党員や後援会のみなさんの力も集中していただき全力をあげてたたかっています。
 愛知民報読者のみなさん!「愛知は一つ」で、ぜひお知り合いに支持を広げてくださいますよう心からお願い申し上げます。

市民の願いに応える

知事選・名古屋市長選挙は、民主・自民の2大政党やオール与党市政への不信と怒り、「政治も議会も変えたい」という有権者の思いが、マスメディアの大キャンペーンのもとで「改革」ポーズの大村・河村両候補への支持として集中する結果となりました。
 日本共産党推薦の候補は、多くの有権者の選択肢の外に置かれ、私たちの活動が有権者の壮大で前向きな「模索と探求」に追いつかず、得票を後退させたことは残念でした。
 同時に大事なことは、世論調査結果にも出ているように、私たちが訴えた政策は有権者の願いとピッタリ一致していたことです。
 がんばりいかんで名古屋市議選勝利の展望が開けることに確信を持つことが重要です。
 市議選では「住民の願いに応える市政」「住民から信頼される議会への改革」「国の悪政の防波堤になって市民を守る」ことなど議員のあり方が問われます。
 この願いに応える実績と政策をもっている唯一の政党、日本共産党の議席をどれだけ増やすかが、最大の焦点です。

3つの重点課題に全力

 日本共産党は選挙に勝つために「3つの重点課題」に取り組んでいます
 一つは、共産党と候補者の魅力や政策をすべての有権者に届ける宣伝活動と一体に、すべてのお知り合いに思い切って対話し支持を広げる活動です。
 二つは、政治を変える活動に加わっていただく党員を増やし、日本共産党の活動や考え、全国の情勢などをよく知っていただく「しんぶん赤旗」読者を少なくとも前回選挙時の水準まで回復させてたたかうことです。
 三つは、一人一人の有権者の要求や思い、疑問なども出し合い、日本共産党と予定候補者への理解と支持を広げていく「集い」を網の目のように開くことです。
 名古屋市会議員選挙は、4月の県議選、一般市町村議選にも重大な影響を及ぼします。
 投票日まで3週間です。最大限のご奮闘、ご協力を重ねてお願いいたします。