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命守る議席 奪還必ず 愛知県議補選 しもおく予定候補事務所開き

県議補選で議席奪還を訴える(左から)しもおく、井上両氏=23日、愛知県豊橋市

■ 井上議員が応援

 28日告示(2月6日投票)の愛知県議補選・豊橋市区(定数2)で日本共産党は、しもおく奈歩予定候補(34)の議席を奪還しようと豊橋市内で23日、同予定候補の事務所開きを行いました。井上哲士参院議員が駆け付けました。

 党県議の空白克服をめざすしもおく予定候補は、新型コロナ第6波が急拡大するもとで、医療現場が通常医療を制限しながらコロナに対応していると指摘しました。大村秀章知事はオール与党に支えられ、医療や福祉の予算を削る一方で、中部国際空港2本目滑走路、リニア関連開発、ジブリパークなど不要不急の大型開発をすすめていると批判。「大村県政のもとで、命がなおざりにされている。県民の切実な声を受け止める県政を取り戻すチャンス。大きなご支援で再び県政に送り出してほしい」と話しました。

 井上議員は共産党の立党の精神にふれ、「しもおく予定候補は県民の声を粘り強く県政に届け続け、少しずつだか確実に県政を動かすなど『国民の苦難軽減』に力を尽くしてきた」と強調。補選は夏の参院選に直結すると述べ、「岸田政権にノーの審判を下し、9条守り、命と暮らし第一の政治へ、しもおく予定候補を必ず勝利させよう」と呼びかけました。

 斎藤啓選対本部長(党市議)は「全国唯一の県議空白を克服し、医療・福祉に冷たい県政を転換させよう。今の政治を許せないと声をあげ、怒りを示す選挙にしよう」と訴え。服部守延・党県業者後援会会長は「業者は感染拡大のたびにまともな補償もないまま、自粛を求められる。岸田政権の悪政にモノ言える県議会へ、党議席空白克服に力を尽くしたい」と話しました。

 新婦人や業者婦人の有志後援会が「くらし優先・いのち輝く愛知へ!」と書いたタペストリーなどを掲げ、「しもおくさんがんばれ!」と力いっぱい応援しました。

 しもおく、井上両氏はこのあと街頭宣伝し、建設業の男性から「自民党を応援しているが、県議会に共産党がいないのはおかしい。しもおくさんは必要だからがんばって」と激励をうけました。

(1月25日 しんぶん赤旗)