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海自「いずも」入港反対 党愛知県議団・名古屋市議団 管理組合に要請

 海上自衛隊の護衛艦「いずも」(1万9500㌧)が名古屋港に入港(20~23日)し一般公開が予定されていることから、日本共産党の愛知県議団、名古屋市議団は10日、名古屋港管理組合(管理者・河村たかし名古屋市長)を訪れ、入港を拒否するよう申し入れました。わしの恵子、しもおく奈歩両県議、田口かずと、山口きよあき、高橋ゆうすけ各名古屋市議が参加。前田功憲港営部長らが応対しました。

 「いずも」は横須賀を母港とし、ヘリコプター搭載護衛艦として航空運用機能を重視した艦船です。FB戦闘機などが垂直離発着できる航空母艦への改造調査も始まっています。

 申し入れでは、一般公開とは別に16歳から25歳までが対象の特別見学も予定されており、隊員勧誘を求めないことを要求。「名古屋港は貿易を中心とした商業都市。戦争放棄を定めた日本国憲法の下、名古屋港を自衛隊の広報活動のために利用することは容認できない」と指摘しました。

 わしの議員らは「西日本豪雨の被災地支援を最優先すべき時です。名古屋港での自衛隊の広報活動は認められない」と訴えました。

 前田部長は「港湾施設内での隊員募集活動をしないよう申し入れた」と答えました。

(7月11日 しんぶん赤旗)