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沖縄はあきらめない 雨の中 名古屋アクション

 名古屋市中区での毎週土曜の「高江・辺野古 みんなの平和をまもれ名古屋アクション」が10日夜にあり、雨の強まる中、25人が参加しました。今回で80回目。路上から、沖縄県の辺野古や高江で強行される米軍新基地建設に抗議の声をあげました。

 リレートークでは4日の名護市長選の結果について、「稲嶺さんが負けたからといって、新基地建設反対をあきらめるわけではない」「相手候補は基地をどうするかは語らずに、経済面ばかり言っていた」などと次々に語られました。

 大阪から駆けつけた阿部正文さん(48)は「名護市長選で、相手候補は新基地について一切言っていない。今後も新基地について語る資格はない。大事なことは沖縄県外で頑張っている人同士の横のつながりをつくることだ」と訴えました。

 アメリカ人のジョセフ・エサティエさん(51)は「いま世界中で戦争に反対している人が増えている。沖縄の人々はあきらめていない。私もあきらめない。沖縄の人々の勇気は世界の勇気だ」とスピーチ。「在日米軍基地は子どもにとって危険。米兵の性犯罪などで日本人に迷惑をかけている。在日米軍基地はいらない」と話しました。

 最後は、参加者全員で恒例の「勝利のラインダンス」でアピールしました。

(2月14日 しんぶん赤旗)