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核のない世界へ全力 愛知県原水協が総会

 原水爆禁止愛知県協議会は10日、名古屋市東区で2018年総会と記念講演を行い、46人が参加しました

 沢田昭二理事長が、「核兵器問題と憲法問題は結びついている。核兵器禁止条約制定を前進させた憲法9条を意識し、ヒバクシャ国際署名と3000万署名を並べて訴えよう」とあいさつしました。

 横江英樹事務局長がヒバクシャ国際署名を軸とした核兵器全面禁止運動の推進、3・1ビキニデー、非核平和の日本の実現、安倍改憲ノーなどの運動方針を提案し、拍手で採択されました。

 記念講演では、第五福竜丸展示館(東京)学芸員の市田真理さんが講演。「1954年から短期間で、各地の女性、青年を中心に水爆実験に反対する運動に立ちあがり、人口8000万人の時代に、3300万人分の反対署名を集めた。これが原水爆禁止運動の原点になっている。歴史に確信を持って、核のない世界に向けてがんばろう」と話しました。

 愛知県原水爆被災者の会(愛友会)の堀三郎会長が連帯あいさつしました。

 東京の展示館に何度も行ったという男性(70)は「展示しているだけだと思っていたが、原水爆実験の分析までしていることに驚いた。また見学したい」と語りました。

(2月14日 しんぶん赤旗)