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勝利へ全力 稲沢市議選 9月13日告示20日投票

 
 愛知県稲沢市議選(定数26、4減)が9月13日告示(20日投票)されます。日本共産党は現職の渡辺ゆきやす(64)、そがべ博隆(60)、新人の渡辺ちなみ(64)の3氏が立候補し、現有2議席から3議席獲得をめざします。市議選は有力38人が立候補を予定する多数激戦の様相です。

 市議選は、安倍自公政権の「戦争する国づくり」や消費税増税、社会保障改悪など暮らし・暮らし切り捨てに審判を下し、駅前開発など大型開発推進の市政から暮らし・福祉優先の市政にするか、が問われています。

 大野紀明市政は共産党をのぞく「オール与党」に支えられ、名鉄国府宮(こうのみや)駅周辺の高架化など駅前周辺開発をすすめ、駅周辺に人口を集中する「15万都市構想」を推進。事業費は1000億円を超えると言われています。

 一方で、稲沢市と合併して10年になる旧祖父江町、旧平和町では小中学校、保育園、公共施設の統廃合が進められています。

 党市議団が実施した市民アンケートには500通近くの回答がありました。「日本を戦争に巻き込むことに絶対反対。憲法を無視する安倍政内閣は辞めるべきだ」、「周辺部を切り捨てる一極集中では市は発展しない」、「税金は開発でなく市民のために使うべきだ」など市民の願いがビッシリ書き込まれています。

 党市議団は、市民と力をあわせ、中学校卒業までの入院・通院とも医療費無料化、巡回バスの増便・路線拡大などを実現。公約として ▽国保税の1人5000円引き下げ、介護保険料引き下げ ▽学校・保育園の統廃合中止 ▽祖父江支所、平和支所の現在地での存続を掲げています。

 党と後援会は、「3議席になれば議案提案権が得られ、市民要求が前進します。安倍自公政権の悪政の防波堤となるよう福祉・暮らし第一の市政に」と宣伝・対話・筋拡大に全力をあげています。

(9月4日)