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草の根の声は”廃案”

 
 名古屋市守山区の小幡駅南公園で2日夜、「安倍暴走ストップ!戦争法案廃案を求める守山集会&パレード」が開かれました。同区での集会・パレードは初めてで区民150人が参加しました。守山労連や新日本婦人の会守山支部など6団体でつくる戦争立法ストップ!守山共同センターの主催。

 リレートークで誓願寺住職の鈴木正見さんや子育てママらが「アジア・太平洋戦争の戦没者だけでなく戦後の食糧難で栄養失調で亡くなった子どもたちを供養してきた。新たな戦争犠牲者を供養することはあってはならない」「子どもの未来のため、将来に悔いを残さないため、戦争法案廃案へ今ががんばり時」と訴えました。

 集会は「運動を広げ戦争法案の廃案、安倍政権の退陣を勝ち取る集会アピール」を採択。集会後、参加者は「戦争NO」と書いたボードやペンライトを掲げ区内をパレードしました。

 共同センター事務局の三浦勤さん(67)は「署名や宣伝は何回もやっているが集会は初めて。地域の人が気軽に参加できるようにと開いた」と話しました。2歳の子どもを連れて参加した女性(27)は「意志表示をしたかった。小さい子どもがいるので大きな集会には行けなかったから」と語りました。

 共同センターは各党に参加を呼びかけ、日本共産党の、くれまつ順子名古屋市議が連帯のあいさつをし、民主党の古川元久衆院議員からメッセージが寄せられました。

(2015年9月4日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)