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戦場の地で白衣汚すな

カーキ色の看護服で宣伝

 
 愛知県医療介護福祉労働組合連合会(医労連)が 8月29日、医師、看護師、介護職員の大幅増員、夜勤改善と戦争法案の廃案を求めた「いのちをまもるキャラバン」を始めました。名古屋市中区栄では従軍看護師が着用していたカーキ色の看護服を着た看護師ら22人が署名宣伝しました。

 参加者はリレートークし、「戦争法案で政権は何度も答弁不能になっています。こんな法案絶対に通してはいけません」と述べ、看護婦は赤紙で召集された歴史を紹介し、戦争法案の廃案を訴えました。

 参加者は「再び白衣を戦場の血で汚さない」の横断幕と「戦争法案NO」のプラカードを掲げてアピールすると多くの青年が署名し、「がんばってください」と声声援もありました。

 救急救命士を目指し専門学校に通う女性(19)は「自衛隊を海外に行かせたくない。力になれるなら」と署名しました。

 宣伝行動に先立つ学習交流会では、日本医労連元執行委員長の田中千恵子氏が「夜勤・長時間労働の抜本的改善をめざして」と題して講演しました。

(9月2日)