名古屋市の千種区九条の会と名東九条の会は26日、ピースパレードと署名宣伝行動に取り組み約100人が参加しました。日本共産党市議予定候補の酒井ケンタロー(千種区)、青木あつし(名東区)の両氏が参加しました。
千種区九条の会は地下鉄「本山」駅前、名東九条の会は地下鉄「星ケ丘」駅前で、それぞれ署名行動し、その後に、千種区の東山動植物園まで「憲法守ろう」「戦争への道は許さない」と唱和しながらピースパレードをおこないました。沿道の通行人から「絶対に憲法を守って」、車の窓をあけて「がんばれ」の激励の声があがりました。
園前で合同のピース集会をおこない、あいさつに立った千種区九条の会の栗本伸子さん(81)は「戦争で苦労した私たちの世代は黙っていることはできない。『憲法九条を守れ』の世論を広げよう」と訴えました。
参加者全員で「戦争を知らない子どもたち」を合唱した後、園前で国と国会への「集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回、憲法九条を守り、生かすことを求める」署名に取り組みました。
参加者の「憲法九条守る署名に協力を」の呼びかけに、親子らが次々と署名していきました。
5歳の男児を連れた女性(32)は「この子が大きくなった時に徴兵で戦争に行くようになると考えると恐ろしいです。憲法九条を守るのは母親の責任だと思います」と話し署名しました。