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愛西市議選13日告示 福祉・暮らしへ基金活用

 

 愛知県愛西市議選が13日告示(20日投票)されます。日本共産党は現職の、かとう敏彦(58)、まの和久(51)、新人の河合かっぺい(47)の3氏が議席獲得に全力をあげています。河合氏は勇退する下村一郎市議の後を継ぎます。
 
 党が実施した市民アンケート(複数回答)では、「消費税増税反対」73%、「憲法9条守」75%、「原発なくして」77%。
3人の予定候補は、「安倍政権の暴走に対決するのは日本共産党だけ。暴走ストップの1番の力」と強調しています。

 日本共産党を除く「オール与党」市政で、市役所新庁舎建設に60億円、総合斎苑に25億円の税金をつぎ込む一方、子どもの医療費助成は県内最低水準、国民健康保険税の滞納世帯が増加しています。
3人の予定候補は、「市のためこみ(基金)172億円を活用すれば、中学校卒業までの医療費無料化、国保税・介護保険料引き下げ、地震・水害対策の強化はできる」と訴え大奮闘しています。

 党議員団は、市民の切実な声を市政にとどけ、小中学校の教室に扇風機設置、市内全域に防災無線設置、高齢者世帯への家具転倒防止金具の取り付け費補助など市政を動かしてきました。

 今回の選挙は合併してから3回目。政治状況が大きく変化するなか、定数4減の20に25人前後が立候補を予定。各候補が生き残りをかけて旧自治体の枠を越え全市規模で票を奪い合いあう大激戦の様相です。