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豊田市駅前で秘密保護法の廃止を求める宣伝

 愛知県の秘密保護法を許さない豊田市民の会は26日、名鉄豊田市駅前で秘密保護法の廃止を求める宣伝をおこないました。
 
 同会の篠田木末(こずえ)代表は「東京や名古屋で開かれた集会には参加できなかった会員から、豊田からも秘密保護法廃止の声を上げよう」と計画したと述べ、「国民多数の反対の声を無視した秘密保護法は廃止しかない。廃止するまで集会や宣伝を続ける」と述べました。
 
 参加者が次々とマイクを持ち、駅利用者に訴えました。父親が戦死したという男性は「父親の顔を知らずに育った。安倍政権は『戦争できる国めざし』秘密保護法に続き共謀罪を目論んでいる。自分のような子どもを二度と出さないために秘密保護法の撤廃を」と述べました。
 
 24日の名古屋の集会に参加した女性は「NHK新会長の秘密保護法について『あまりカッカする必要はない』の暴言は許されない。公共放送の責任者として失格だ」と話しました。
 
 仕事帰りの男性は「秘密保護法といい、慰安婦問題といい、NHK新会長の発言はひどい。安倍首相の代弁者にほかならない。公共放送のトップなのだから不偏不党で公平に徹するべきだ」の声を寄せました。