ニュース

青年・学生らが秘密保護法学習会

 

 愛知県平和委員会青年・学生部は秘密保護法について学ぼうと「ひ・み・つカフェ~秘密保護法ってなに?」を名古屋市内で開き、青年・学生ら13人が参加しました。
 
 秘密保全法に反対する愛知の会役員で、平和委員会の会員でもある矢崎暁子弁護士を講師に学習しました。矢崎弁護士は、「秘密保護法は国民の知る権利や国民主権を蹂躙(じゅうりん)する法律。ただちに廃止すべき」と話しました。
 
 矢崎弁護士の講演後、街頭宣伝などの時に質問に応えれるようにと、自民党が作成した「特定秘密の保護に関する法律Q&A」を使って、グループに分かれ質問や回答するワークショップをおこないました。
 
 「Q&Aで秘密保護法の目的は国の安全を確保するためと書いてあるが、原発事故の汚染などの情報を隠していた。国民の安全はどうでもいいの?」「Q&Aで秘密の範囲が広がることはないと書いてあるが、秘密の内容や範囲を公表しないから、国民は広がったかどうか判らない。政府が範囲を自由勝手にできるのではないのか」などと活発に論議しました。
 
 参加した青年らは「何が秘密かかわからないことが議論や運動の抑圧につながるのだと思った」「自民党は国民の疑問に何一つ答 えていないということがよくわかった」と感想を述べました。
 
 今後の取り組みについては「撤廃署名など街頭宣伝を計画しよう」「2月2日に名古屋で開かれる消費税増税反対、秘密保護法撤廃などを掲げた大集会に多くの友人を誘って参加する」の意見が出されました。