愛知民報

【16.08.07】鉄道自殺防止申し入れ 日本共産党名古屋市議団

 日本共産党名古屋市議団(田口一登団長)は7月29日、市営地下鉄桜通線丸の内駅で25日に発生した自殺と思われる人身事故を踏まえ、地下鉄ホームでの安全対策を徹底するよう求める申し入れを二神望交通局長におこないました。
 地下鉄桜通線は21駅のホームすべてに転落を防ぐ可動式ホーム柵が設置されています。同線で運行されている列車は現在5両編成ですが、ホームは将来利用者が増えたときに備えて8両分造ってあります。
 共産党議員団は丸の内駅を調査。ホームドアの設置は5両分で、その他の部分の柵は乗り越えることが可能な高さの固定柵であることや、ホーム両端の空きスペースが侵入しやすい構造であることなどが分かりました。
 申し入れでは、ホームの総点検や危険箇所の立ち入り禁止、ホームへの要員配置など、鉄道自殺防止のための総合的検討を要求しました。