愛知民報

【16.06.12】あいち平和行進 核兵器も戦争法もいらない 被爆者を先頭にアピール

 
 5月31日に静岡県から愛知入りした原水爆禁止国民平和大行進(東京―広島コース)は5日、名古屋市内14地点から名古屋市中区の久屋大通公園に集中する集中行進をおこない、あわせて約1900人が参加しました。同公園で平和集会「ピースアクション」が行われました。愛知県内の行進は「あいち平和行進共同連絡会」が主催しました。
 同会の沢田昭二代表は、5月27日にアメリカのオバマ大統領が被爆地・広島を訪問したことに触れ、「アメリカ自身が核抑止力論から脱却する必要がある」と指摘。「戦争する国づくり」を進める日本政府の対応について、「被爆国であるにもかかわらずアメリカの?核の傘?に依存している」と批判し、8月の原水爆禁止世界大会の成功を訴えました。
 愛知県原水爆禁止被災者の会の金本弘副理事長は被爆体験の継承を強調しました。「安倍政権の暴走を止めよう共同行動実行委員会」の中谷雄二弁護士は戦争法廃止・安倍政権打倒を呼びかけました。
 日本共産党の、すやま初美参院愛知選挙区候補があいさつしました。
 集会後、「折り鶴平和行進」をおこないました。行進は11日、愛知県から岐阜県に引き継がれました。