愛知民報

【15.06.28】扶桑町議会 全会一致で安保法制反対意見書採択 「立憲主義否定」

 扶桑町議会の6月定例会は18日、憲法の平和主義・立憲主義に反するとして安全保障法案に反対する国あての意見書を全会一致で採択しました。
 同意見書は、衆院憲法審査会で3人の憲法学者が同法案を「憲法違反」と表明したことにふれ、政府の都合で憲法解釈を変更することは「国家権力の縛りとしての憲法の意義はなくなってしまう」と批判しています。
 日本共産党の高木義道町議は「共産党議員団が作成した原案をもとに各会派が議論し、全会一致になりました」と話しています。
 同議会は昨年3月にも憲法解釈変更による集団的自衛権行使に反対する意見書を採択しています。