愛知民報

【14.05.18】第85回メーデー 暴走政治阻止へ決起 県内各地で4500人

 安倍自公政権が?生涯ハケン?につながる労働者派遣法の改悪、8時間労働制を崩す「残業代ゼロ」法案を打ち出すなか、働くルールを守り、国民のくらしと平和を守ることを求める第85回メーデー集会が1日、愛知県内7カ所で行われ、合わせて4500人が参加しました。
 名古屋市中区の久屋大通公園で開かれた県中央メーデーでは、愛知県労働組合総連合(愛労連)の榑松佐一議長が、子どもや女性の貧困、利子付きで返せない奨学金、?ブラック企業・ブラックバイト?などの問題に触れ、「根本に労働法制の全面改悪がある」と強調。職場や地域で働くルールを守るたたかいの拡大を呼びかけました。
 日本共産党の岩中正巳愛知県委員長は安倍政権が進めようとする解釈改憲に触れ、「これまでの自民党政権が超えられなかった一線を超えるもの。安倍政権は保守ではなく極右政権」と指摘。「こんな政治に未来はない。安倍政権の暴走をストップさせる国民運動を広げよう」と力説しました。社民党、新社会党の代表もあいさつしました。
 集会後「働くルールを守ろう」「労働者派遣法改悪反対」などと沿道に呼びかけながらデモ行進を行いました。