愛知民報

【12.12.09】衆院選 日本共産党 自民党型政治と対決

“国民が主人公”の日本へ スジを通す党が必要

 4日公示された総選挙で、議席倍増をめざす日本共産党は比例代表東海ブロックに佐々木憲昭、かわえ明美、江上ひろゆきの3候補、愛知の小選挙区に15候補が立候補。日本共産党の躍進で60年続いた財界・アメリカ言いなりの自民党型政治を打ち破り、“国民が主人公”の新しい政治を切り開こう」と気迫の訴えを行っています。
 

「提案し、行動する。」

 名古屋市の繁華街で行われた比例東海ブロックの出発式で、佐々木、かわえ、江上の3候補が勝利への決意を表明しました。

 佐々木氏は、「消費税大増税を強行した民自公3党に厳しい審判を下し、共産党を大きくしてこそ、暮らしと営業が守られる。自民や維新など危険な動きをストップできるのは、反戦・平和を貫いた共産党だけ。創立以来90年間、ぶれない清潔な党だからこそ、TPP参加阻止、原発即時ゼロなどが実現できる」と力説しました。

 かわえ氏は、国民の切実な願いを実現するさまざまな政策提案を出し、国民とともに行動する活動を紹介し、「消費税増税を中止に追い込み、憲法9条を守るために、私を国会に送ってほしい」と訴えました。

 江上氏は「原発建設当時から反対し続け、即時ゼロ・自然エネルギーへの転換を一貫して主張した共産党を伸ばすことが国民の命を守り、国民が主人公の政治をつくる最大の保障」と強調しました。

 岩中正巳・東海ブロック責任者(愛知県委員長)が「無党派や保守層にも共産党への信頼と期待が広がっている。みんなでスクラムを組み党を躍進させよう」と呼びかけました。

「新党は自民党畑」 対話弾む 日本共産党東山支部

 名古屋市千種区の日本共産党東山支部は、総選挙で自民党型の政治を変えるビジョンを持つ日本共産党の議席倍増を何としても実現しようと、対話活動に全力を挙げています。2日は事務所に集まり、電話で支持を訴えました。

 支部長(62)は「共産党を支持してくれる人も政党の乱立に戸惑っています。脱原発を掲げる政党もありますが、その党の中心にいるのは原発を推進してきた人たちです。対話のなかで、『新党は?自民党畑?の人たちで占められていることがよくわかった』と支持を約束する人がかなりいます」といいます。

 別の支部員は「第3極は自民党と民主党のなれの果て。でもマスメディアは共産党の姿をまともに報道しない。負けとってはいかん。マスメディア以上に宣伝したい」と元気よく活動しています。

消費税増税阻止 不況打開で 共産党を推せん 大須東仁王門通商店街振興組合

 名古屋市中区大須の東仁王門通商店街振興組合が、比例代表選挙での日本共産党推薦を決定しました。

 推薦決定書には「第四十六回衆議院議員比例代表選挙において、貴党を最適と認め、推薦することを決定しました」とあります。

 同党衆院東海比例候補のかわえ明美、江上ひろゆき両氏が11月25日に同組合理事長を訪問。消費税増税阻止、不況打開に向けての協力・共同を申し入れ、同組合がこれにこたえたものです。