愛知民報

【11.12.18】太平洋戦争70年 平和憲法を孫子に 各地で多彩な取り組み

 
 太平洋戦争開始70周年の8日、戦争反対の宣伝や集会が多彩に行われました。

 名古屋市の繁華街では雨の中、愛知母親大会連絡会、愛知県平和委員会、平和を願い戦争に反対する愛知県戦没者遺族の会がそれぞれ、基地も核兵器も原発もない平和な日本をつくろうと訴える宣伝を行いました。通行人に「赤紙」(国民を軍隊に集める召集令状)のコピービラを配る取り組みもありました。

 夜には、各地の9条の会などが名古屋市内5コースと瀬戸市でペットボトルの中にろうそくを灯して行進。「平和憲法を孫子の代まで」と訴えました。

 同時刻に、愛知県平和委員会や新日本婦人の会県本部など10団体が開いた「不戦の集い」には110人が参加。名古屋大学の石井拓児助教が「戦争と教育―教科書採択問題、大阪府教育基本条例の背景にあるもの」と題して講演しました。

 10日には尾張旭市の9条の会などが催した平和祭りに200人以上が参加。11日の春日井市の高蔵寺弾薬庫を1周する平和マラソンでは、小学生から大人まで600人をこすランナーが走りました。