愛知民報

【10.11.28】高校生に就学助成 一宮市が新設

 一宮市の9月議会で、高校生をもつ低所得世帯の学費負担を軽減するための新しい就学助成制度が実現しました。実施は10月から。今年度の申し込みは11月30日まで。

 助成額は、私立高校生の場合、所得に応じ年額2万円、1万5000円、1万円の3段階。公立は生活保護受給か所得割非課税世帯のみ対象で年額1万円。

 国が公立高校授業料無償化と私立高校生就学支援金制度を実施したことにともない、同市は従来おこなってきた独自の私立高校生授業料助成を廃止しました。

 これに対し、私立高校生の学費の負担軽減と公私格差の是正を求める請願が市議会で全会一致で採択され、新制度実現につながりました。

 日本共産党市議団の板倉正文議員(県議予定候補)はその請願の賛成討論をおこないました。