ニュース

介護制度充実めざす  愛知介護の会が総会

 

 介護の充実を求める会愛知連絡会(愛知介護の会)は19日、名古屋市内で総会を開き、安倍政権の介護保険制度改悪に反対し、介護制度の充実めざして地域から旺盛に運動を広げることを確認しました。

 同会は介護保険制度施行前年の1999年に発足。制度の改善や充実を求める署名・街頭宣伝、自治体交渉や懇談、議会請願、相談活動に取り組んでいます

 開会あいさつで大川浩正代表世話人は「2000年に始まった介護保険制度は3年ごとに見直し、来年度から第6期に入る。必要な人が安心して利用できる制度に改善させよう」と述べました。

 活動方針では「要支援者の介護給付の保障」「保険料・利用料を減免し、経済的理由による介護を受けれない人をなくす」「現行要介護認定制度廃止を含む抜本的見直し」「介護従事者の処遇を改善し、人員不足解消」などの要求運動をすすめることを確認しました。

 討論では「来年4月から変わる制度について学習会をおこなっている」「駅頭などで署名宣伝に取り組んでいる」「年金者組合などと他団体と共同で自治体と交渉をおこなった」などの発言がありました。

 県社会保障推進協議会の西村秀一副議長があいさつ。日本共産党の、もとむら伸子原発ゼロ対策部長がメッセージを寄せました。
 総会に先立ち、ケアマネジャー事務所「よかった」の谷川一成代表が「小規模デイサービスへの思い」と題して講演しました。

                                 (2014.10.28)