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福祉は権利 予算削るな  名古屋で1000人抗議集会

 

「福祉予算を削るな!福祉を金もうけに利用するな!」。安倍政権が強行する社会保障制度改悪に抗議し、社会保障予算の大幅拡充を求める愛知県民集会が26日、名古屋市中区で開かれ、福祉、保育、医療関係者ら1000人が怒りの声をあげました。

 県保育団体連絡協議会や全国福祉保育労働組合東海地方本部など15団体でつくる実行委員会が主催。毎年秋に行われ、今年で16回目。

 石井一由記実行委員長は主催者あいさつで「社会保障制充実は全国民の願い。福祉は国民の権利。分野を超えて運動を広げよう」と提起しました。

 各分野の人たちが舞台にたち、「生活保護基準引下げは憲法違反。生存権裁判の支援を」「国は来年度から福祉予算を削る一方で軍事費は拡大しようとしている。『憲法守れ』の大きな声をあげよう」と訴えました。

 参加者は「福祉は権利。福祉予算削るな。福祉を金儲けにするな~生かそう憲法9条、13条、25条をスローガンに全県民の力を結集して運動をすすめる」との集会アピールを大きな歓声と拍手で採択。集会後、とんがり帽子にマント姿のハロウィーンの仮装をして繁華街をパレードし、買い物客らの注目を集めました。
 
                                  (2014.10.27)