愛知民報

【17.10.22】地方選勝利めざす日本共産党 大口町長選・町議補選 新城市議選

大口町長選・町議補選22日投票 「福祉日本一に」

田中一成大口町長候補

えばた満世志大口町議候補

 大口町長選・同町議補選は、総選挙と同日の22日投票です。町長選には、「住民が主人公の明るい大口をつくるみんなの会」の田中一成氏が日本共産党推薦の無所属で立候補。
 町議補選には日本共産党公認の、えばた満世志氏が立候補しています。
 町長選は、現職町長との一騎打ち。町議補選は被選挙数1をめぐって保守系候補との対決選挙の見込みです。
 両選挙の焦点は、「福祉日本一の町」の実現。同町の財政力指数は全国1700余の自治体中29位。町の貯金である財政調整基金は27億円。この潤沢な財源の活用がカギです。
 田中、えばた両候補の重点政策の第1は、国民健康保険税(国保)の引き下げ。同町の国保税の被保険者1人当たり平均額は9万196円(2016年愛知自治体キャラバン調べ)。
 来年度から国保の財政運営を県に一元化する制度変更にともない税額の引き上げが想定されています。田中、えばた両候補は「一般会計から国保会計への繰り入れを増やして引き上げの中止を」と訴えています。
 第2は、小中学校給食費の無料化。現在同町は、年5000万円の予算で給食費の半額補助を実施しています。田中、えばた両候補は「全額補助し、無料化する」と訴えています。同町の日本共産党は、総選挙と一体で最終盤の追い込みに力を入れています。

 

新城市議選 29日投票 議席増必ず

 

浅尾洋平新城市議候補

川合まもる新城市議候補

 新城市議選は総選挙投票日の22日告示、29日投票です。日本共産党から浅尾洋平(現)、川合まもる(新)の両氏が立候補し、現有1議席から2議席への前進をめざします。
 新城市の日本共産党は、総選挙と一体で市議選での浅尾、川合両候補を押し上げる宣伝、支持拡大をすすめてきました。
 浅尾議員は4年前の市議選で共産党議席の空白を克服。公約の国民健康保険税の1人1万円引き下げや新城市平和都市宣言を実現。議会質問の事前チェックなど自由な言論を封じ込める市議会の動きにきっぱり反対し、開かれた議会の実現に力を尽くしてきました。
 川合候補は元愛知県の土木技師。水害や土砂災害を未然に防ぎ、道路や防災などの市民の安全・安心を実現する政策を掲げています。民間の障がい者授産施設や保育所をつくった経験があり福祉政策に精通しています。
 定数18の新城市議会で日本共産党議員が2人になれば、議案提出権を獲得し、市民要求実現の力が大きくなります。
 浅尾、川合両候補は、1便平均5人しか乗客がいない新城―名古屋(藤が丘)間の高速バス(平日3往復、土休日2往復)への市補助年3000万円の見直しを主張。
 年2300万円でできる18歳までの医療費無料化の実現を訴えています。ほかに、小中学校の給食費無料化・教室エアコン設置、国保税・介護保険料引き下げ、市民病院の医師確保、ワンコインがん検診、悪臭規制などの環境対策、公共交通の拡充、過疎地支援などの政策を掲げています。