愛知民報

【17.09.22】安倍憲法9条改悪NO! 3000万署名スタート

 安倍首相は5月3日、「新たに憲法9条に自衛隊の存在を書き込む」「2020年に新憲法施行をめざす」と“宣言”しました。安倍改憲は自衛隊を海外の戦場で武力行使する軍隊として憲法に書き加え、9条を空文化させるものです。広範な人びとが安倍改憲阻止の一点で結束し、来年5月までに全国で3000万人分の署名を集める運動が始まっています。愛知でも10月3日にスタート集会が行われます。

 

「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」への協力を呼びかける、憲法と平和を守る愛知の会の人たち=9日、名古屋市中区

 県内の市民団体、平和団体、労働組合、日本共産党、社民党、新社会党が参加する「憲法と平和を守る愛知の会」は9日、名古屋市中区栄のデパート前で宣伝。約20人が参加しました。参加者は、「9条改憲は戦争への道」と訴えるポスターを掲げ、ビラを配布。憲法9条改悪に反対する全国統一署名を呼びかけました。
 全国福祉保育労働組合の組合員が参加。小学1年の子どもと一緒に参加した福祉施設職員(36)は「弱いものが排除されないか心配」、保育所の女性栄養士(25)は「子どもたちを戦争に巻き込みたくない」と話していました。同労組東海地方本部の藤原佳子書記長は「職場で平和をテーマに話し合っています。かつての戦争を繰り返してはなりません」と訴えました。日本共産党の、すやま初美参院愛知選挙区予定候補が参加しました。