安倍自公政権の暴走政治に反対し、憲法と平和を守り、暮らしの向上をはかる運動に、愛知の若者たちが積極的に参加しています。この夏の活動を紹介します。(日本共産党愛知県委員会青年学生部・谷本麗之)
SNS活用で
数年前まで青年の生きづらさの根底に自己責任論という偽りの議論が存在しました。国民の意識は大きく変化し世界でも日本でもSNSを使った新しい形の市民運動が広がっていきました。愛知でこの間青年がかかわってきた街頭宣伝、デモではいずれもツイッターなどSNSの拡散力が威力を発揮しました。
7月9日に名古屋市内でおこなわれた「安倍やめろデモ」には500人以上が参加しました。学生は口をそろえて「安倍やめろって大きな声で言っていいんだって思えた」「こんな多くの人が参加していて勇気をもらえた」などと元気になっています。14日、名古屋駅前でおこなわれた「時給1500円への最低賃金引き上げを求める宣伝」では、若者らが「生活できる賃金がほしい」と切実な声を上げました。
変化実感
7月の東京都議選では、自民が59議席から23議席へと惨敗。日本共産党は19議席へと躍進しました。若者に与える希望は大きなものがあると思います。
私も支援に入りましたが、「もう、安倍さんの顔は見たくない」「共産党なら投票しても良いかも」という無党派層、若者層の受け皿として日本共産党が存在感を増していることを実感しました。
先輩が手ほどき
核兵器廃絶を求めるヒバクシャ国際署名の運動では、民主青年同盟(民青同盟)員も参加して、南知多の海水浴場で宣伝署名活動に取り組みました。初参加の学生は先輩に手ほどきを受けながら、署名を呼びかけました。
参加した学生同盟員から「初めて署名をやってみたけど、いろんな人と話せてうれしい」とイキイキした感想が寄せられ、1時間の署名行動で60人分以上集まりました。
社会の主人公に
民青同盟員が県内のデモや集会に積極的に参加し、大いに盛り上げています。
社会の主人公の一人として社会を変革する学習を深め、真剣に社会と向き合い、行動し成長しています。
安倍政権に立ち向かう若者の正義感が、「学び・行動する」という民青同盟の基本的性格と響き合っています。