愛知民報

【18.02.04】安倍9条改憲NO!3000万署名 市民と野党が共同 

 安倍9条改憲に反対する3000万人署名を推進するために市民と野党が共同する集会が1月28日、名古屋市天白区でおこなわれ約80人が参加しました。みんなが主人公の政治をつくる市民アクション@愛知3区が主催しました。
 同アクションは昨年9月、衆院愛知3区(名古屋市昭和区、天白区、緑区)の弁護士3名の呼びかけで発足。10月の総選挙では近藤昭一衆院議員(当時民進党)と①私たちの権利と平和を保障する憲法を守り、安保法制は廃止すること②個人の尊厳を尊重し、豊かな暮らしを保障する社会をつくること③原発を再稼働させないことの3点で政策協定を結びました。日本共産党は同区に候補者を立てず、近藤氏は市民と野党の共同候補になり当選しました。
 集会では、「3000万人署名を〝いのちを守る署名〟と位置づけ、ニュースを発行して集約している」(昭和区市民アクション)、「子どもたちが大人になったときのことを考えれば、戦争しないと定めた憲法9条は大切」(ママアクション)などの発言がありました。
 立憲民主党の近藤議員と日本共産党の井上さとし参院議員が国会報告。近藤氏は、「海外で武力行使しないという一線を越えてはいけない。平和と個人の尊厳を守る声を大きくあげよう」と呼びかけました。井上氏は、新年度政府予算案に自衛隊の戦闘機に搭載される長距離巡航ミサイルの導入費用が計上されていることについて、「敵国の基地を攻撃する能力と言わずして何というか」と厳しく批判しました。社民党、自由党、緑の党、新社会党から連帯のあいさつがありました。
 集会後、地下鉄植田駅前で宣伝署名行動をおこないました。

「9条改憲NO!」をアピールする、市民アクション@愛知3区の人たち=1月28日、名古屋市天白区