愛知民報

【18.01.14】参院選 地方選へ 自力づくり 日本共産党の躍進こそ 政治動かし、共闘広げる

街頭で新年の決意を表明する(左から9すやま、井上、本村の3氏=4日、名古屋市中区

 来年の参院選・統一地方選挙にむけて日本共産党が元旦からダッシュしています。
 同党の国会議員や地方選の予定候補者が、初詣でにぎわう熱田神宮、真清田神社、豊川稲荷、4日は金山など県内主要駅前で仕事始めの街頭宣伝をおこないました。
 同党は暮れに、参院選と愛知県議選の予定候補者を発表。比例代表は井上さとし参院議員・参院国対委員長、愛知選挙区は、すやま初美県常任委員。
 県議選では、しもおく奈歩県議ら4人を第1次発表しました。
 4日朝、県庁・名古屋市役所前に共産党の県議・名古屋市議が並びました。午後、名古屋・栄では、もとむら伸子衆院議員、井上参院議員、すやまさんがマイクを握りました。
 安倍9条改憲反対の3000万署名や2月の沖縄・名護市長選挙で辺野古米軍基地建設反対の稲嶺ススム市長の勝利、参院選や統一地方選・中間地方選挙での党躍進への協力を呼びかけました。
 新年、日本共産党の最重点活動は党勢の拡大。同党綱領を語り「積極的支持者」を広げる小集会を開きつつ、党員と同党機関紙「しんぶん赤旗」読者を増やします。今年7月末までに前回の参院選時の党勢回復・突破をめざしています。

愛知県庁・名古屋市役所前に立つ日本共産党の愛知県議、名古屋市議

★井上さとし参院国対委員長訴え

 参院国対委員長を13年半務めてきましたが、9年間はひと桁の議員団に後退していたため、「院内交渉団体」として認められず、議院運営委員会理事の割り当てがなく、本会議での質問も限られるなど、悔しい思いをしてきました。
 しかし、4年半前の躍進により11議席となり、院内交渉会派となり、議運理事が割り当てられ、本会議の登壇数も大幅に増加。
 獲得した議案提案権を使って、さっそくブラック企業規制法案を提出しました。これが5000社に対する立ち入り検査など規制強化につながりました。
 日本共産党のこの躍進は、その後の市民と野党の共闘を広げる大きな力になりました。
 日本共産党の議席が伸びてこそ、国民の願いと結んで政治を動かすことができるし、共闘を広げ確かなものにすることができる――この4年半に改めて確信を深めました。
 総選挙の教訓を生かし、共闘を大きく広げながら、地方選・参院選での日本共産党の躍進を実現し、自らも4選を果たす決意です。