愛知民報

【16.12.11】名古屋市議名東区補選 竹田さん 報酬引き下げ訴え

 現職民進党議員の死去にともなう名古屋市議会議員名東区補欠選挙(被選挙数1)は18日が投票日です。日本共産党は26歳の新人、竹田まな候補を擁立しました。
 自民・民進・公明の3会派は、今年の2月議会で議会定数を75から68に減らす一方、議員報酬を年800万円から1445万円に引き上げました。
 年800万円の報酬額は2011年のリコール、出直し市議選の結果を受け、市議会の全会一致で決まった金額です。15年の市議選で引き上げを公約した候補者はいませんでした。3党の「民意を削りわが身を太らせる」行動に市民から批判の声が上がっています。竹田候補は議員報酬を年800万円に引き下げることを公約しています。
 選挙では河村名古屋市政に対する基本的立場が問われます。竹田候補は、リニア中央新幹線を起爆剤にしたまちづくりや名古屋城天守閣木造化など大型公共事業を優先する河村市政にキッパリ対決。「大型事業を見直してできた財源を市民向け政策に生かしましょう」と述べ、給付型奨学金の創設、小中学校給食の無料化など若者・子育て支援、高すぎる国民健康保険料の引き下げなど重点公約を語り広げています。