愛知民報

【16.08.28】日本共産党 愛知県議団 豊橋市で県政懇談会 しもおく議員が議会報告

 
 日本共産党愛知県議団は10日豊橋市内で、県政懇談会を開きました。同党県議団が昨年の選挙で12年ぶりに議席を回復してから名古屋市外で懇談会を開くのは初めてです。今回は、しもおく奈歩議員の地元・豊橋市でおこないました。
 しもおく議員は、県議会に共産党が議席を確保したことにより、活発な議論がおこなわれるようになったことを紹介しました。「共産党議員が議案に対する反対討論をおこなえば、与党議員が賛成討論をします」と述べ、知事提案を追認するだけの場だった議会が政治対決の場に変化した様子を説明しました。
 事業費が2070億円から2400億円に増額された設楽ダムの問題では、与党議員が「これまで自分たちがやってきた県議会のなかでは、設楽ダムについてだれも反対はしなかった」と発言したことを報告。反対討論をした共産党の役割が浮き彫りになりました。
 わしの恵子県議団長は、大企業応援と大型開発に熱中する愛知県政の特徴について報告しました。
 豊橋市の星野鈴美さんは、「県議会の様子をリアルに知り、県政を身近に感じることができました。共産党の2人が私たちの声を議会に一生懸命届けてくれていることがよくわかった」と話していました。