愛知民報

【16.05.22】愛知県解放 運動戦士の碑 53人を合葬・追悼

 第25回愛知解放運動戦士合葬追悼会が14日、日進市の五色園で開かれました。同園の墓地には「愛知解放運動戦士の碑」があり、合葬者の名前を刻んだ銅板が永久保存されています。
 追悼会は、日本共産党愛知県委員会、日本国民救援会愛知県本部、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟(治安維持法国賠同盟)愛知県本部、愛知いしずえ会(遺族会)でつくる愛知県解放運動無名戦士の「碑」維持管理運営委員会が主催。
 今回、合葬されたのは、2015年中に亡くなった53人。合葬者は合計1529人になりました。日本共産党の役員と地方議員、労働組合や民主団体、地域で政治革新の運動に貢献した人たちです。
 関係者は、社会の進歩と革新、平和と民主主義をめざし運動された人々を顕彰し、その遺志を引き継ぐことを誓いました。
 主催者を代表して同会委員長の渥美雅康弁護士があいさつ。日本共産党愛知県委員会の岩中正巳委員長は、追悼の言葉として「情勢は、歴史の本流と逆流が真正面からぶつかりあう、戦後かつてない新しい歴史的局面にある。夏の参院選で、比例8議席以上、愛知ですやま初美さんを当選させ、日本共産党の躍進を勝ちとる。そして戦争法を廃止させる」と決意表明しました。
 平林良一東浦町議と栗木慶子さんが遺族を代表し謝辞を述べました。全員で黙とうし、名古屋青年合唱団が追悼歌を歌いました。
 式典終了後、参加者は葬送行進をおこない、名前を刻んだ銅板を「碑」に収納し、献花しました。