愛知民報

【16.05.01】「安倍さんは嫌い」 年金削減、医療・介護負担増

 
 愛知県社会保障推進協議会(愛知社保協)と全日本年金者組合愛知県本部は4月21日、縁日の参詣客でにぎわう名古屋市千種区の覚王山日泰寺参道前で、医療・介護・年金制度改悪に反対する宣伝をおこないました(写真)。
 年金者組合名東支部の本谷純子さんらが「安倍政権による年金引き下げに抗議し、社会保障制度を充実させましょう」と拡声器で呼びかけ、参詣者が次々と署名に応じました。
 江南市の女性(75)は「年金が下げられたうえ、介護保険料の負担が大きい。安倍さんは嫌いです」と話していました。
 元会社社長の男性(76)は「首を痛めていて手がしびれる。リハビリに金がかかる。高いのはけしからん」と話していました。
 この4月に実施された入院給食の自己負担増に怒りの声も。3月から4月にかけて入院していたという千種区の女性は、「病院の治療費明細を見て値上げを実感しました」と署名しました。