愛知民報

【16.05.01】あいち赤旗文化セミナー20周年「心に豊かさ たたかう勇気」

 
 「しんぶん赤旗」の文化教室・あいち赤旗文化セミナーが今年設立20周年を迎えます。4月23日名古屋市内で、受講生による文化祭がおこなわれました。
 日本共産党愛知県委員会は1995年に文化セミナーをおこなうことを決定。翌96年7月に9つの講座が開講しました。日本共産党主催の文化教室は、全国的にも例を見ないものです。
 常設教室は英語、ドイツ語、文章、詩、水彩画、美術(3クラス)、美術館散歩、音楽レッスン、うたごえ、ピアノ、ハーモニカ、朗読、俳句、きりえ、『資本論』と多彩。詩、文章、俳句の3講座は開設当初から続いています。書店「ほっとブックス新栄」が事務局です。
 文化祭では受講者による発表のほか、初回から関わる俳優の舟木淳さんが講演(写真)。「文化は心に豊かさを与え、社会の理不尽とたたかう勇気を与えてくれるもの。国や自治体はもっと予算を割くべき」と強調しました。
 すやま初美参院愛知選挙区予定候補があいさつしました。

「今こそ資本論」名古屋で13期講座開講

 
 あいち赤旗文化セミナーが主催する名古屋資本論講座の第13期の講座が4月16日開講しました。学ぶのは、科学的社会主義の始祖、カール・マルクスの主著『資本論』の第1巻。
 約60人の受講者が宮川彰首都大学東京名誉教授の解説に熱心に耳を傾けました(写真)。
 同講座は1999年にスタートし、今回の講義は167回目。マルクス経済学者の宮川さんが講師をつづけてきました。
 書店「ほっとブックス新栄」の店長で講座の世話役の藤田成子さんは「17年前に講座をはじめた当時は『なんで資本論?』だったのが、『今こそ資本論』に変わってきた」と語っています。
 次回は5月21日。会場は名古屋市東区葵の愛知民主会館。問い合わせ=ほっとブックス新栄☎052(936)7551。