愛知県医療介護福祉労働組合連合会(愛知県医労連)は8月29日名古屋市中区で、「白衣の街頭宣伝」をおこない約20人の組合員が参加しました。
この行動は、戦争法案反対と、医療・介護現場での職員増員など待遇改善を求める「全国いっせいいのちまもるキャラバン」の一環。
マイクを握った西尾美沙子副委員長は、「看護師は先の戦争では天皇の命令で従軍看護婦として戦地に召集され、犠牲者を出した。医療は命を守る仕事。戦争する法律を認めない」と訴えました。
従軍看護婦とは、軍隊に同行して傷病兵の救護にあたる看護婦のこと。従軍看護婦の戦没者数は日本赤十字関係だけで1000人を越えます。
署名に応じた3歳と8カ月の子どもを連れた瀬戸市の女性(29)は「武力行使の可能性が高くなることはしてほしくない。憲法が歯止めになるのならそのままでいてほしい」と話していました。