愛知民報

【14.03.16】集団的自衛権 実際には侵略戦争 秘密保全法に反対する愛知の会学習会

 
 飯島滋明・名古屋学院大学准教授は6日、「秘密保全法に反対する愛知の会」が開いた学習会で、旧ソ連や米国がかつて「集団的自衛権行使」の名目で他国に軍事介入し政権を転覆してきた歴史に触れ、「実際に行われたことは侵略戦争だ」と力説しました。
 また、「国家安全保障基本法案は自民党改憲草案と内容が重なる」と強調。同法案が国民や自治体に国の安全保障政策に協力する義務を課し、教育、科学技術、建設、運輸、通信や自治体の広報活動などに安全保障上の?配慮?を求めていることについて、「小泉内閣で制定された有事法制を強化し、国民を戦争体制に組み込むもの」と批判しました。 
 「愛知の会」は毎月6日、特定秘密保護法撤廃を求める「ロックアクション」を実施。4月5、6日には、名古屋市東区のウィルあいちで結成2周年集会と、全国ネットワーク交流集会を行います。