愛知民報

【14.02.16】日本共産党愛知県党会議 地方選前面に県議空白克服へ全力

 日本共産党愛知県委員会は9日、第70回県党会議を開きました。地方議会第1党の奪回をめざし、1年余にせまったいっせい地方選挙で県議会議席奪還、名古屋市議選躍進、一般市町村議選勝利を党活動の前面にすえ、あらゆる分野の県民運動を前進させつつ、2010年代の党勢倍加と世代的継承という党建設の課題に取り組む方針を決定しました。
 

党勢倍加、世代的継承へ

 会議は、同党の躍進を支える量質ともに強大な愛知県党を建設するため、2010年代に党員は倍加の3万人、「赤旗」は3万の日刊紙読者と12万の日曜版読者への挑戦を決定しました。
 また、党の世代的継承を綱領実現の成否にかかわる戦略的課題にすえ、若い世代から党員を迎えるために全力をあげる方針を確認しました。
 岩中正巳県委員長は「県議会議席奪還に全県の総力をあげる。これが次期国政選挙の躍進の保障になる」と強調。「職場、青年・学生層、地域で悪政を許さない大きな変化が起きている。いっせい地方選勝利の目標達成に必要な党勢拡大をかちとろう。県民の切実な要求実現に全力をあげ、?日本共産党ここにあり?の姿を示そう」と呼びかけました。
 豊橋市・青年支部の下奥奈歩さんは「未来をつくるのは青年だと豊橋市からの県議選立候補を決意した。ベテラン党員と手をつないで大きな党をつくる」、名古屋市北区の須山初美県議候補は「100人の青年を党に迎え入れ県議選に勝利する」と発言しました。
 弥富市の代議員は40数年ぶりに10代の青年2人を党に迎えた経験を、豊田市上郷支部の代議員は3年間で党員を18人増やし「赤旗」読者も毎月増やして支部を活性化した経験を報告しました。
 大学での党建設、民間保育園や自治体職場で継続的な党員拡大など、豊かな経験が語られました。