愛知民報

【13.03.10】柴田たみおさんに熱い期待 名古屋市長選 4月7日告示

 
 4月7日告示・21日投票で行われる名古屋市長選挙。革新市政の会が擁立する柴田たみお予定候補は連日市内を駆けめぐり、「憲法が生きる名古屋をつくろう」と呼びかけています。訴えを聞いた人から「なんとしても勝たせたい」の声が広がっています。

敬老パスの拡充を 千種区 中川礼治さん

 敬老パスの制度改悪はやめていただきたい。私たちが元気に気兼ねなく街に出ることは、高齢者の健康にとっても家族にとっても大切なことです。
 買い物も食事もするので、経済効果が大きいことも明らかになっています。さらに市内のJRや名鉄などにも適用・拡充してほしい。

中小企業の支援に力を 西区 森部シノブさん

 私の夫は空調メンテナンスの施工、整備をしています。不景気で、新しい機械を設置してくれる客が減り、仕事がなく困っています。
 バイトにも行って生活費を稼いでいますが、何とか本業だけで暮らせるように、中小企業支援に力を入れる市政にしてほしいと思います。

学童保育を市の責任で 学童保育指導員 田村一志さん

 学童保育所は小学生の保育の場です。ところが名古屋市の制度では、父母が自力で土地や建物を確保しなければなりません。
 学童保育所は借家で、耐震や防災で大きな不安があります。市の補助はわずか月3万8000円。市の責任で学童保育所を設置すべきです。

名古屋から原発ゼロ 守山区 石谷由子さん

 福島原発事故後、周辺では大変な生活を強いられ、食べ物でも放射能汚染の大きな不安が続いています。
 私は9歳と4歳の娘の母親。子どもを守るのは大人の責任です。未来に負の遺産となる原発をゼロにし、自然・再生可能エネルギーを生かす名古屋をつくりたいと思います。

孤立死なくす市政に 緑区・自治会長 小池田忠さん

 私は緑区の市営森の里荘の自治会長をしています。団地では65歳以上の独居老人が約180人。正月には70代後半の男性、その後、60代の女性が孤立死しました。
 自治会・町内会の活動を活性化して孤立死を防ぎ、無縁社会を克服する市政に転換してほしいですね。

柴田さん集いへ 各地で願い次々

 
 柴田たみお名古屋市長予定候補は、各団体や地域のつどいを連日駆けめぐり、「子どもたちや青年、お年寄りが安心して暮らせる名古屋市政をつくろう」と呼びかけています。どの会場でも熱い期待が寄せられています。

 1日、緑区神の倉・徳重地域のつどい(写真)でも、 「災害対策に本腰を入れ、避難所の体制作やマンホールトイレの増設などを急いでほしい」「河村市長がすすめる図書館の民間委託は反対」「学校予算が足りず印刷物の紙代も出ない」「河村市長の歴史認識はおかしい。戦争賛美の歴史教科書が学校現場に持ち込まれないように」など、市政への意見が続出しました。