愛知民報

【12.10.14】原発いらんがね 名古屋 世代をこえ3000人が行進

 
 「原発いらんがね 秋の大行進」が7日、名古屋市中区で開かれ、参加した3000人が買い物客でにぎわう大須商店街と栄の繁華街を行進しました。
 主催は毎週金曜日に関西電力東海支社前で原発再稼働への抗議を続けるグループなどでつくる実行委員会。ツイッター(インターネット上の短文投稿サイト)で行動を知った若者や各地で脱原発の活動をしている人らが幅広く集まり、「即時原発ゼロ」の大きな共同が実現しました。
 ベビーカーに赤ちゃんを乗せて参加した瑞穂区の女性(28)は「この子のためにも一刻も早く原発をなくしたい。世代を超え多くの人が力をあわせてうれしい」と話しました。
 主催者を代表して23歳の青年が「原発事故で海も陸も放射能で汚染され、安心して食べることもできない。人の絆を壊し、未来を台無しにしている。人間がつくった原発で、人間が壊されるのは許せない」と訴えました。
 日本共産党の井上哲士参院議員は「政治の役割は?原発いらない?の国民の声を生かすこと。即時原発ゼロに力をつくす」とスピーチしました。
 参加者はドラムのリズムにあわせ「原発なくせ」「再稼働反対」などと訴えて行進。沿道からの拍手や写真撮影、飛び入り参加が目立ちました。