愛知民報

【12.06.17】日本共産党「党勢拡大大運動」特別期間 党員・読者増やす 日本共産党愛知県委員長 岩中正巳さんに聞く

 日本共産党が7月末までの「特別期間」を設けて取り組んでいる「党創立90周年をめざす党勢拡大大運動」について、岩中正巳同党愛知県委員長に聞きました。

自力をつくる

―大運動の目的は。

 総選挙勝利を保障する自力をつくることです。愛知の総選挙の目標は比例東海の2議席獲得と全小選挙区の前進です。この目標実現をめざし、党員と「しんぶん赤旗」読者を大いに増やす決意です。

特別期間

 ―「特別期間」は。

 5月に開かれた全国活動者会議で提起されました。5月24日から党創立90周年の月である7月の31日までを「特別期間」とし、党勢拡大の目標総達成へ力を集中します。 

全党運動がカギ

 ―成功のカギは。

 全支部・全党員が党勢拡大に取り組むことです。県内約1千の党支部が新入党者を迎えれば党員拡大の目標達成は見えてきます。「赤旗」は全支部が前回総選挙時の読者数を回復・突破することです。

候補者の奮闘

 ―全小選挙区に候補者を擁立する。

 県内15の小選挙区のうち、12人が決まりました。残る3選挙区も早急に決めたい。
 国政候補や地方議員のみなさんが大運動の牽引力になって奮闘することが期待されています。

探求と努力

―全活で強調された「飛躍の条件が熟している」とは。

 党は、「2大政党づくり」が破綻し、閉塞感と政治不信が強まるもとで、「3つの政治的探求と努力」をおこなっています。

 閉塞打開の展望を語る、一致点にもとづく共同を広げる、橋下・維新の会など反動的逆流とのたたかいです。

 この取り組みが全国でも愛知でも、新しい飛躍の条件をつくりだしています。

大運動に結実を

 ―愛知の条件とは。

 4月22日の大演説会で志位委員長が語った日本改革の展望は、6千人以上の参加者に閉塞打開への確信と元気を与えました。

 消費税に頼らない社会保障財源を示した日本共産党の「提言」に共感と賛同が広がっています。

 消費税増税、TPP、原発などの問題で、保守や無党派のみなさんとの対話と共同が発展しています。

 こうした努力のなかで、新しい党員や読者が増えています。この方向を広げるなら、党勢の飛躍はできると確信します。みなさまのご入党とご協力をお願いします。