愛知民報

【10.03.14】政治を動かす県民のたたかい 農林水産業の振興

 愛知県内の県民と日本共産党のたたかいを紹介するシリーズの第3回は、農林水産業の分野での共同の取り組みです。
半田酪農組合と懇談するもとむら伸子氏(右端)

自給率向上

 愛知県の農業産出額(08年)は3108億円で全国6位です。中でも花きは全国第1位です。全国トップクラスの木材産業県でもあり、木材・木製品出荷額は全国1位。

 愛知の日本共産党は、安全・安心な地元産の農作物の供給で県民の食を守るとともに、農業従事者の生活を支援して持続可能な産業として農業振興に力を入れています。

 日本共産党のかわえ明美参院比例代表予定候補、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補と地方議員らは同党の「農業再生プラン」を持ち、県内各地の農協を訪れて懇談。農家から厳しい経営の実情や後継者難などを聞き取り、愛知県で盛んなハウス園芸に不可欠の燃料費の高騰や台風被害への援助を求め農林水産省と交渉しました。

乳価下落

 もとむら候補と同党知多地方議員団は8日、半田市の半田市酪農組合を訪問。中島隆組合長らと都市近郊の酪農のあり方について意見交換しました。

 中島氏は「牛乳の価格下落で経営が厳しい。廃業したくても、再就職先がないため『止めても続けても地獄』という業者もある」と厳しい現状を訴えました。名古屋という大消費地に近いメリットがある反面、住宅地の近くに立地しているため、牛ふんの臭気対策が必要で「行政には特別な援助を求める」と要望が寄せられました。

海の保全

 愛知は海面漁業、養殖生産量は全国的には中位ですが、あさり類、とらふぐ類、しゃこは生産量全国1位。くるまえび、あなご類、養殖うなぎ、金魚など全国上位を占める魚種が多くあります。

 愛知県の海岸では、たび重なる埋め立てで多くの干潟、浅場、藻場が失われ、漁場は打撃を受け続けてきました。富栄養化による赤潮、海底の貧酸素化による苦潮の発生も相次いでいます。

 かわえ、もとむら両氏らは、のり養殖業者へ足を運び、燃料高騰や後継者不足といった悩みを直接聞きました。

 両氏は2月24日、愛知県漁業協同組合連合会を訪問し懇談。和出隆治常務理事らと周辺海域で稚貝が発生する三河湾最奥部、豊川河口にある六条潟が、愛知県のアサリ生産の“生命線”であることについて意見交換しました。

 日本共産党は水産業を食料供給だけにとどまらず、海に囲まれた国土、環境の保全の役割を果たすよう力を尽くしています。

国産材

 日本共産党は林業を地域経済と低炭素社会実現に不可欠な産業と位置づけています。過度な外材依存政策を転換し、国産材の利用拡大で林業・木材産業の再生を重視しています。

 昨年12月7日、井上哲士参院議員ともとむら候補は愛知県森林組合連合会を訪問。環境対策や後継者対策などについて意見交換しました。