愛知民報

【10.01.24】日本共産党第25回大会 若い力で政治を動かす 

 13日から4日間、静岡県熱海市で開かれた日本共産党第25回大会には多くの若い代議員が参加しました。愛知県の代議員に聞きました。

都出 浩介さん(大学4年)

 
 激動する過渡的な情勢の下で日本共産党が果たすべき役割が重要になっていることが志位委員長の報告や代議員の討論を通じて確信となりました。

 総選挙後、国民の政治認識が変化し始めているという発言が多くあったことが印象に残りました。JAの専務理事の「共産党の方針はJAが目指す方向と全く同じ」という来賓あいさつや各地での農協や漁協、森林組合との新たな共同が広がっていることなど、共産党が国民と共に政治を前に動かす情勢にあります。

 日本福祉大学でも「友人と総選挙のなかで話をし、政治の話がタブーじゃなくなった。自分たちが政治を変えていけるという展望をもてるようになってきた」「政治の話を毛嫌いしていた友だちが、奨学金制度の拡充や高校授業料の無料化という日本共産党の政策を通じて、政治の話をするようになった」など学生の認識も変化してきています。

 2010年代を党の飛躍の年代にするために、学生自身が主権者として新しい社会を作っていきたいと思います。

藤井 博樹さん(日本共産党愛知県委員会青年学生部員)

 
 多くの代議員から、「保守や反共の壁がなくなった」「次の参議院選挙は、本当におもしろい選挙になる。日本共産党の出番が今こそ来た」との発言が強く印象に残りました。

 また「民主連合政府が本当に見えてきた。この国も国民にとって良い方向へと変わる。多くの国民と一緒に変えてみせる」との発言に共感しました。

 「党大会決議を一日でも早く党員に届けたい。多くの国民の皆さんにも内容を伝えたい」と思い、大会翌日に担当する党支部に決議を届け、会議を行いました。

 大会決議を手にした19歳の青年党員は「決議を読めば、普天間基地問題や経済の矛盾点も社会の問題点もすべてが誰にでもわかる。今年、選挙権を得るから参院選で党を大きくしたい」と感想を語りました。

 志位委員長は討論の結語で「こちらから壁をつくらず、どこにでも胸を開いて飛び込んでいけばどこまでもわが党の支持は広がる」と述べました。まさにその通り。青年・学生分野だけにとどまらず、現場に飛び込んで、これまで以上に党の任務を果たしたいと決意しました。