愛知民報

【09.08.30】高齢者医療と介護の負担 高額の場合は申請で戻ります

 1年間(毎年8月から翌年7月)にかかった医療保険と介護保険の自己負担額を合算すると、いちじるしく高額になる場合に、負担を軽減する制度が2008年4月から設けられました。

 医療保険と介護保険の自己負担の比率に応じてあん分し、医療保険と介護保険から支給されます。

 支給対象者は、医療保険と介護保険の両方に自己負担額がある世帯。支給額は、医療保険と介護保険の自己負担額を合算した額から所得に応じた世帯の限度額を差し引いた額。

 この制度を利用するためには市町村への申請手続きが必要です。市町村など関係機関から該当すると思われる世帯には11月から12月にかけて申請変更が届く予定です。

 しかし、今年7月末までの間に市町村を超える転居や、保険の種類が変わった人は案内が届かない可能性があるので、確認する必要があります。

 申請期限は基準日(7月31日)の翌日または死亡日の翌日から2年間。問い合わせ先は市区町村役場の保険年金窓口です。