愛知民報

【08.04.27】小牧自衛隊機イラク空輸活動 武力行使と一体 名古屋高裁 9条違反の判断

共同の運動が力 「訴訟の会」代表 池住義憲さん

池住義憲さん
 憲法9条は生きている。力がある。守らねばならない。このことを明確に示した画期的判決です。

 平和憲法を持つ国に生まれ、育ち、生きているものの一人として誇りを持って語れる判決です。

 支持政党や宗教など立場の違いを超えて全国に広がった共同の運動が、この判決をかちとる大きな力となりました。

 自衛隊の早期撤退と政府の違憲行為をやめさせる取り組みを強めていきたいと思います。

恒久法阻止を 革新・愛知の会代表世話人 成瀬昇さん

 
 C130H輸送機がイラクに出撃している小牧基地の地元の名古屋高裁で違憲判決が出されたことは、大変画期的です。

 バグダッドは戦闘地域であり、そこでの輸送活動は武力行使だということがはっきりしました。「非戦闘地域での人道支援」という政府のき弁は否定されました。

 今後は、速やかなイラク撤退と、政府・与党が年内に制定しようとしている海外派兵恒久法を阻止する大運動を強めます。