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暮らし・命守る市政 岡崎市議選が告示 鈴木・中根候補訴え

 愛知県岡崎市議選が11日告示(18日投票)され、日本共産党から現職の鈴木まさ子(59)、新人の中根よしあき(39)両氏が現有2議席確保へ第一声をあげました。もとむら伸子衆院議員(比例東海ブロック予定候補)が応援に駆けつけました。

 定数37に50人(現職28人、元職1人、新人21人)が立候補する多数激戦です。

 もとむら議員は、菅首相の「日本学術会議」任命拒否問題に触れ、「学術会議は学者が戦争に加担した反省に立ってつくられた。政府の介入は、言論や思想・信条、学問の自由を脅かし、『戦争する国づくり』につながる」と批判。菅政権発足後、県内初めての選挙になると述べ、「国政の問題でも市議会から声をあげる共産党の2人を必ず勝利させ、菅政権に審判をくだそう」と訴えました。

 両候補は、「80億円の施設建設より、市民の暮らしと命を守る予算を」と市政の転換を訴え。7期目をめざす鈴木氏は「何よりもコロナ対策に予算が必要。災害用備蓄の充実、コミュニティバスの拡充など市民の声を聞く市政にしていく」。新人の中根候補は「無駄遣いを今すぐやめさせ、市民の願い実現に力を尽くす。子育て世代として、『3密』回避し、子どもに寄りそう少人数学級を必ず実現させたい」と話しました。

(10月13日 しんぶん赤旗)