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国保料引き下げ約束 名古屋市議選へ えがみ予定候補訴え

訴える(右から)えがみ、岩中の両氏=26日、名古屋市中川区

 名古屋市議選中川区(定数6、1減)で6期目をめざす日本共産党の、えがみ博之予定候補(68)=現=は26日、荒子駅前で街頭決起集会を開きました。岩中正巳県委員長が駆けつけました。

 同区は定数減の中、自民、公明、立憲が複数立候補し、減税を含め8人の激しい選挙の様相です。

 えがみ予定候補は河村たかし市長の徳山ダム導水路事業容認、金持ち優遇の「市民税減税」を批判し、「これらをやめ税金を福祉充実など生活支援に回せ」と強調。18歳までの医療費無料、敬老パスの私鉄利用などが実現した実績を紹介し、高い介護・国保料引き下げ、学校給食無償化などの公約を述べ、「子育て・暮らし応援の市政にするため引き続き議会で働かせてください」と訴えました。

 岩中氏は、岸田政権が狙う敵基地攻撃能力の保有と大軍拡・大増税、物価高騰への不十分な対策を批判し、「岸田内閣の軍拡ノー、暮らしを守れの声を、えがみ予定候補に託してください」と呼びかけました。

 えがみ予定候補の地元の八幡支部の党員は「前回は最下位当選。定数減で前回並みの取り組みでは厳しい。前回の2倍、3倍の取り組みが必要」と語り、集会後にすぐ、支持者宅へ「折り入って作戦」の依頼に向かいました。

(3月28日 しんぶん赤旗)