ニュース

悪政から暮らし守る 山口前市議、議席奪還へ決意

街頭で党の政策を紹介し、支持を訴える山口前市議(左)=2日、名古屋市港区

 

 来春の名古屋市議選・港区(定数4)で議席を奪還し、5期目をめざす、日本共産党の山口きよあき前名古屋市議は2日朝、港区南陽町知多交差点で寒風のなか、支部や後援会の人たち6人と宣伝しました。

 山口氏は、岸田政権はコロナや物価高に苦しむ国民の生活を後回しにする一方で、軍事費倍増や敵基地攻撃能力の保有、介護保険の大改悪を狙っており、「軍事費を増税でまかなえば国民1人あたり年4万円の負担増になる。やるべきことをやらず、やる必要のないことは前のめりの政権だ」と批判。

 大企業の内部留保課税で賃上げ促進、消費税減税など党の緊急提案を紹介し、「党創立100年。国民の苦難軽減、反戦平和を掲げてきた党の支持を大きく広げてほしい」と呼びかけ。市議選では岸田政権と一緒になって大企業優遇、大型開発に熱中している河村市政に審判をくだそうと訴え、「住民の暮らしを守る防波堤となる名古屋市にするため、党市議団を大きくしてほしい、再び議会へ送りだしてほしい」と話しました。

 出勤途中に自転車でとおりかかった男性(51)は「家族で応援している。自民党は悪くするばかりでダメだ。共産党がもっと大きくなって障害者や高齢者にやさしい政治にしてほしいね」と語りました。

(12月3日 しんぶん赤旗)